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双方向直流電源
biATLAS-15D525

「biATLAS」に15KW高電圧システム版をラインナップ

使い勝手を極めた双方向直流電源「biATLAS-15D525」。少人数でも運べる重さのポータブルサイズでありながら、15kW単位で組み合わせることができ、幅広い用途に柔軟にご使用いただけます。最大で20台まで組み合わせて接続が可能です。

パワーエレクトロニクス機器の試験/評価用の電源として、また設備組込用途でもご使用いただけます。

入力がAC400VとAC200Vを選択可能
設備の環境に対応可能。※出荷時オプションです。
高電圧1000Vが可能
2台直列でDC1000V、30kWまで出力可能
急速に進むEV高電圧化にも対応可能
15kWから!自由度・拡張性の高い電源
幅広いシーンに対応可能
容量やオプションも後からでも追加可能

標準搭載機能

CAN機能、LAN機能、DIO機能、直列運転機能

2台接続30kW
並列で最大DC 525V/180Aまたは直列で最大 DC 1000V/90Aを構成可能

biATLAS 2台接続30kW

3台接続45kW
並列で最大 DC 525V/270Aを構成可能

※直接載せられるのは2台までとなります。3台を載せる場合には、ラックレールで1台+2台などの 構成にしてください。

biATLAS 3台接続45kW

最大20台連結可能

biATLASシリーズは、直列接続、並列接続により電圧範囲、電流範囲を拡張することが可能です。最大20台まで直並列接続を行うことができるため、300kW までの双方向直流電源をフレキシブルに構築することができます。

複数台のbiATLASを用意しておけば、用途に合わせた電源をオンデマンドに構築でき、複数の用途で共通の設備を使い回すことが可能となります。

2台の直並列接続例(2台)

bi technologyを搭載し、自動計測システムを構築可能

bi technologyを使用したシステム構築例

bi technologyとは、実験・検査に必要となる計測器を複数台つなげて制御をして、計測データを自動取得する技術です。

当社の双方向電源に付属するPCアプリケーションを用いて、計測器との連動した自動計測システムを簡単に構築できます。

自動測定システム構築例

インバーター効率カーブ取得
インバーターの出力を自動で変化させ、そのときの効率を計測器から取得します。きめ細かな出力変化も可能です。
使用機器
・双方向直流電源 ・PC ・デジタルマルチメータ ・パワーメータ

出力効率を計測器から取得例

バッテリー模擬運転
バッテリーのV-SOCカーブと同じ運転をします。V-SOCカーブはPC上からCSVファイルをベースにカスタマイズできます。バッテリー内部の抵抗も模擬することが可能です。
使用機器
・双方向直流電源 ・PC

バッテリー模擬運転 充電状態の図

充放電サイクル試験
充電・放電の繰り返し運転をし、サイクル試験を自動で実施します。CCCV制御を搭載しているため、さまざまな蓄電池に用可能です。
使用機器
・双方向直流電源 ・PC ・データロガー

充放電サイクル試験 波形図

製品仕様

 
製品名 biATLAS-15D525(AC200V モデル) biATLAS-15D525(AC400V モデル)
型番 HBPS-A2D525-153 HBPS-A4D525-153
定格容量 ±15kW(力行・回生) ±15kW(力行・回生)
入出力絶縁方式 高周波トランス絶縁方式 高周波トランス絶縁方式
運転モード 定電圧(CV) / 定電流(CC)/ 定電力(CP)/ 定抵抗(CR) 定電圧(CV) / 定電流(CC)/ 定電力(CP)/
定抵抗(CR)
交流電気仕様  
  定格電圧 三相 AC 200 V(三相3 線式) 三相 AC 400V(三相4 線式)
  運転可能電圧範囲 三相 AC 180~220 V 三相 AC324 ~ 457 V
  定格周波数 50 / 60Hz 50 / 60Hz
  周波数範囲 49.0~51.0Hz/58.5~61.5Hz 49.0~51.0Hz/58.5~61.5Hz
  力率 0.95 以上(定格電力時) 0.95 以上(定格電力時)
  効率93%(定格電力時) 93%(定格電力時)
  最大電流 56.6A 31.4A
直流電気仕様
  電圧範囲 単体時: DC 0.0 ~ 525.0 V ( CC モード)
DC 2.0 ~ 525.0 V ( CV・CPモード)
DC 15.0 ~ 525.0 V ( CRモード)
2 台直列接続時: DC 60.0 ~ 1000.0 V
(全モード)
単体時: DC 0.0 ~ 525.0 V ( CC モード)
DC 2.0 ~ 525.0 V ( CV・CPモード)
DC 15.0 ~ 525.0 V ( CRモード)
2 台直列接続時: DC 60.0 ~ 1000.0 V
(全モード)
  電流範囲 ±90.00 A ±90.00 A
  電力範囲 ±15kW ±15kW
  電圧確度 0.2 %set. + 0.2 %F.S.※3,8 0.2 %set. + 0.2 %F.S.※3,8
  電流確度 0.2 %set. + 0.4 %F.S.※3,8 0.2 %set. + 0.4 %F.S.※3,8
  電力確度 0.9% P F.S. + 0.3% I F.S. × Vrdg.※3,8 0.9% P F.S. + 0.3% I F.S. × Vrdg.※3,8
  電圧リップル 0.4%rms F.S.※4,5 0.4%rms F.S.※4,5
  電流リップル 0.8%rms F.S.※4,5 0.8%rms F.S.※4,5
  電圧指令値応答 14 msec ※1 14 msec ※1
  電流指令値応答 5 msec ※2 5 msec ※2
  電力指令値応答 14 msec ※1 14 msec ※1
一般仕様  
  重量 50kg 50kg
  サイズ(突起含まず) W430 x D750 x H154 mm
(19 インチラック3.5U 相当)
W430 x D750 x H154 mm
(19 インチラック3.5U 相当)
  標準搭載機能 並列接続機能・スルーレート機能・内部抵
抗模擬機能・保護機能(過電圧・過電流・
過電力)
CAN 通信機能・ LAN通信機能( CMD方式・
SCPI 方式)・DIO 通信機能・直列運転機能
並列接続機能・スルーレート機能・内部抵
抗模擬機能・保護機能(過電圧・過電流・
過電力)
CAN 通信機能・ LAN通信機能( CMD方式・
SCPI 方式)・DIO 通信機能・直列運転機能
  冷却方式 強制空冷 強制空冷
  動作周囲温度範囲 0 ~ 40 °C 0 ~ 40 °C
  確度保証温度範囲 25±5°C 25±5°C
  直並列可能台数 最大20 台(並列20 台・直列2 台) 最大20 台(並列20 台・直列2 台)
外形図 biATLAS-15D525の外形図
  • ※1:抵抗負荷、30→525Vまたは525→30Vの指令値変化に対して、出力電圧が10→90%の変化時間
  • ※2:電圧源、±100% F.S.の指令値変化に対して、出力が10→90%の変化時間
  • ※3: 確度保証温度範囲内
  • ※4:抵抗負荷、定格時
  • ※5:直流出力端子から D.U.T. までの配線長は片側 2m 以下
  • ※6: 抵抗負荷、0←→100% の指令値変化に対して、出力電圧が 10→90% の変化時間
  • ※7:電圧源、±100% F.S. の指令値変化に対して、出力が -90%→90% の変化時間
  • ※8:直流出力電圧(30× 直列数)V 以上
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