biRAPIDパワエレレシピvol.1 パワーエレクトロニクスの基本実験(千葉工業大学西田先生監修) パワーエレクトロニクスを一から始めたい…そんな中、こんなお悩みはありませんか? ● 何から手を出したらいいかわからない ● 手軽に実証確認するためのソフトウェア・ハードウェアのひな型が欲しいヘッドスプリングではこんな悩みをお持ちの方のためのラピッド・プロトタイピングツール「biRAPID」を用意しています。 biRAPIDは、パワーエレクトロニクス製品を主回路、センサ回路、コントローラ、ソフトウェアライブラリなどのパーツに細分化して提供しており、必要な部分だけをチョイスして実際に動作する回路を素早く構築することができます。 パワーエレクトロニクスの基本実験 「インバータで直流から交流を生成する仕組みを、実際に波形測定をしながら理解したい」「チョッパの通流率を変化させて、電圧が変化する際の実際の波形を測定したい」といった、パワーエレクトロニクス回路の動作原理を知るための実験セットです。負荷は抵抗、リアクトル、コンデンサから構成されるRLC 負荷となっており、どこの波形がどうなっているかを測定することができます。 おすすめの人 ● インバータで直流が交流に変換される原理を知りたい ● チョッパで直流電圧を調整する方法を知りたい ● パワー半導体のスイッチングによる電力変換の原理を自分の目で確かめたい 1. ヘッドスプリング標準製品 ● SiC実験キット 1式 ーSiC三相インバータ回路ブロック 1式 ーコントローラ「HECS-B/A」 ー 操作ボード「HC-OP-A」 ー DC 24Vスイッチング電源の4点構成 ● パワーエレクトロニクス開発キット 1式 ー開発用ライブラリ「HS Lib」 ー操作書込用ツール「HSDFGUI」 ー専用データプロセッサ「HSDT-DP」の3点構成 ● プログラマブル直流回生電源「biATLAS」 1式 2. お客様が用意する製品 ● 抵抗 ● リアクトル ● コンデンサ(フィルタコンデンサがおすすめ) SiC実験キットを用いると3つの回路方式をスイッチで切り替えられます。 チョッパ動作 三相インバータの1アーム分を利用し、降圧チョッパ動作を実現 スイッチング波形 単相インバータ動作 三相インバータの2アーム分を利用し、単相インバータ動作を実現 スイッチング波形 単相インバータ動作 三相インバータの3アーム分を利用し、三相インバータ動作を実現 出力波形 このコラムで紹介した製品 高電圧システム用 直流回生電源biATLAS-5D525 biRAPIDSiCインバータ実験セット HEK-INV-A biRAPID 組込制御ソフトウェア開発キットHSDT-KIT-B