自在拡張型バッテリ充放電試験システム 拡張性が高く様々なバッテリに対応可能! 柔軟な電力容量選択 コンパクト・省エネルギー 安全性を重視した保護機能 0Vでの放電対応(低電圧タイプのみ) 拡張性の高いシステム 3つの機能をパッケージ化 バッテリを充放電させる双方向直流電源 電圧・電流・温度を測定するデータロガー 測定と充放電パターン運転が可能充放電試験ソフトウェア 回生可能でありながらコンパクトかつフレキシブル、 ロガーや恒温槽連携も含めた使い勝手の良いシステム バッテリを充電・放電するには、双方向に動作する電源と、電圧・電流・温度・時間の測定が必要です。 双方向直流電源「biATLAS」を採用し、専用ソフトウェアや周辺機器を一つの装置として組み合わせたシステムに仕上げました。 様々なご要望にお応えするため、豊富な電圧・電流ラインナップをご用意。ロガーの計測チャンネル数も拡張できます。 恒温槽連携も可能であり、お客様の現場での使い勝手に合わせたフレキシブルなご提案が可能なシステムです。 ※お客様の計測環境に応じて、周辺測定機器の追加接続対応もカスタマイズ可能です。ご相談下さい。 特長 柔軟な電力容量選択 直感的に使えるパターン作成アプリ コンパクト・省エネルギー シームレスなCCCV運転を実現 安全性を重視した保護機能 各種保護機能を搭載 0V での放電対応 セル電圧、温度を監視できる 拡張性の高いシステム システム構成 ラインナップ 高電圧・低電圧・高出力のラインナップを持つ「biATLAS」を搭載することで、 高電圧タイプ、低電圧タイプそれぞれから最適容量のシステムアップを実現します。 上記は一例です。表にない電圧、電流の組み合わせもカスタム対応可能ですので、ご相談下さい。 特長紹介 柔軟な電力容量選択 高電圧・低電圧・高出力のラインナップを持つ「biATLAS」シリーズにより、最適容量のシステムアップを実現。 直列、並列接続が可能であるため、様々な電圧・電流に合わせてシステムアップすることができます。 後からの容量増も対応可能です。 コンパクト・省エネルギー SiCを使った軽量でコンパクトな回生型電源「biATLAS」を採用した、自由度が高く扱いやすいシステムです。 また、回生型であるためバッテリの放電電力を有効活用でき省電力、冷却設備も不要で省スペースに寄与します。 安全性を重視した保護機能 セル温度、セル電圧、SOC(State of Charge、充電状態)などを常時監視し、不測の事態が発生した場合に安全に停止します。 また、供試体との間にリレーを設け、動作開始時には内部電圧と外部電圧を監視して電圧一致してからリレー投入し、 保護時には供試体接続部をリレーで切り離す仕組みで確実な安全性を確保しています。 0Vでの放電対応 当社の充放電装置は0Vでも放電方向に電流を流すことが可能です。 そのため、電池廃棄時の端子電圧を0Vとする工程でもご利用頂けます。 拡張性の高いシステム ヘッドスプリングが自社で開発した計測・制御自動化OS「biPYXIS」をベースに開発されており、 マルチメータやデータロガー、恒温槽、BMS(Battery Management System、バッテリ管理システム)など、 多様な計測器や外部機器と接続できます。お客様のニーズに応じた、ソフトウェアやハードウェアのカスタマイズにも柔軟に対応します。 直感的に使えるパターン作成アプリ バッテリ充放電の条件設定が簡単に行えます(電圧・電流・時間・繰り返し回数等)。 実充放電データの取り込みによる充放電パターン作成も可能です。 シームレスなCCCV運転を実現 CCCV運転に対応し、シームレスな動作を実現しました。 各種保護機能を搭載 専用ソフトウェアに、各構成機器と連動した保護機能を搭載。安全な試験環境を構築できます。 また、保護動作で停止した場合も、停止前のデータは自動保存されます。 ・非常停止ボタン ・双方向直流電源biATLASからのアラーム ・データロガーからのアラーム ・試験パターンアプリ上の条件設定 ・通信途絶による緊急停止(PC がハングアップしても安全に停止) セル電圧、温度を監視できる データロガーをシステムに組み込んでいるため、セルの電圧と温度を測定、監視が可能(電圧+温度で合計15ch)。保護機能とも連動しているため、安全な試験環境を構築できます。 測定電圧は1000Vまで対応しています。測定chもオプションにて追加が可能です。 専用ソフトウェアの機能 設定 パターン生成 多彩なモード設定が可能です。また、生成したパターンをグラフ化し視覚的に確認頂けます。 CSVインポートも可能です。 シーケンス生成 drag&dropで、パターン毎の接続、ループ、などを直感的に作成できます。 機器設定 計測機器類の各種設定を行います(パターン生成ツール内にて)。 設定画面 生成パターンをグラフ化し確認できます 運転、測定 「操作エリア」「設定値表示エリア」「測定値表示エリア」の各エリア表示にて、 的確に状態を確認できます。 ■測定値表示エリアにて、測定値がリニアにグラフ描画されます。 ■運転中、「状態確認」にて現在どのパターンを実行中であるか、色で視覚的に確認頂けます。 ■運転中、操作ボタンにてパターンスキップや一時停止も行えます。 運転中の画面 パターン毎の実行状況を視覚的に確認できます 測定結果 測定結果は、予め設定されたpath に自動的にCSV形式で保存されます。 測定結果のイメージ 主要機能 充放電試験システム制御、試験パターン作成、セル電圧・温度測定、試験・測定データの保存、各種保護機能設定 試験モード 定電流(CC)、定電圧(CV)、定抵抗値(CR)、定電流定電圧(CC/CV)、定電力(CP)、定電力定電圧(CP/CV) 試験Ch数 1ch 定格 電圧・電流・電力 ラインナップ表を参照 充放電部 入出力範囲、設定・測定確度 biATLASシリーズの電気仕様を参照 入力電源 定格電圧 三相 AC200V(三相3線式) 運転可能電圧範囲 三相 AC180~220V 定格周波数 50/60Hz/td> 周波数範囲 49.0~51.0Hz / 58.5~61.5Hz 力率 0.95以上(定格電力時) 効率 89%以上(定格電力時) 保護仕様 機能 biATLAS シリーズの保護機能(電圧/ 電流上限下限保護等) 計測器からの測定値による保護機能 通信途絶保護 非常停止 手動スイッチ 計測仕様(データロガー) 電圧 ch数 15ch(電圧+温度の合計) ※オプションにて追加可能 温度 ch数 15ch(電圧+温度の合計) ※オプションにて追加可能 インターフェース LAN 計測仕様(マルチメータ) 電流 ch数 1ch(電圧に変換して計測) インターフェース LAN ソフトウェア動作環境 メモリ 16GB以上 OS Windows10/11 ディスプレイ 1280×720(HD)以上 一般仕様 動作周囲温度範囲 0~40℃ 動作周囲湿度範囲 20~80%RH(結露なきこと) 確度保証温度範囲 25±5℃ 冷却方式 強制空冷 寸法(幅×高さ×奥行mm) W600mm x D1000mm x H1000mm(突起部は含まず) 質量 約210kg(biATLAS-5D80 2 台標準システムの場合) ※上記スペックはシステム構成の一例となります。各種カスタマイズはご相談下さい。