2023.11.17 セット商品 バッテリ充放電装置 バッテリ充放電装置とは? バッテリ充放電装置は、充電・放電を制御する機器となります。バッテリが電気をためたり、使用を補助する為に使います。基本的には、バッテリに適度な電気を送って、電気を全て使い切る事をサポートする役割を担っています。 なぜ必要か? 性能の維持 バッテリの寿命を延ばし、性能を維持するために、正しい充電・放電が必要です。充放電装置はこれを実現するためのキーとなります。 安全性 バッテリが過充電や過放電になると、熱を発生したり、最悪の場合、爆発する可能性もあります。充放電装置はこうしたリスクを避けるために設計されています。 具体例 ノートパソコンの充電器: これはバッテリ充放電装置の一例で、ノートパソコンの内部バッテリに適切な電気を供給して充電します。 電動自転車の充電器: 電動自転車のバッテリを充電するために使われ、バッテリの健康を保ちながら電力を供給します。 産業用充放電装置: 大型の設備や工場で使われるもので、多くのバッテリを同時に管理するために使用されます。 様々な用途に対応できるヘッドスプリングのバッテリ充放電装置 バッテリを充電・放電するには双方向に動作する電源と、電圧・電流・温度・時間の測定が必要です。ヘッドスプリングでは、これらを一つの装置として組み合わせ、バッテリ充放電試験ができる装置を作りました。様々なバッテリに対応するために、電圧・電流に対してさまざまなラインナップを用意しました。また、ロガーの計測チャンネル数も拡張できるようにしました。 3つのポイント ● 電圧上限値に達したあとに定電圧運転にシームレスに移行 ● バッテリの電圧をみて、装置と供試体を安全に運転・停止が可能 ● 導入前にテストサービスが可能 導入前のテストサービスを実施 バッテリは種類により内部インピーダンスが異なるため、充放電電源の動作波形が安定しない場合があります。当社では、はじめにお客様に無償で充放電電源をお貸しし安定した動作が可能かどうかのチェックサービスを行うことも可能です。チェックサービスの結果、場合によっては、本装置を調整した上で納品します。(別途カスタマイズ費用が発生する場合があります。) 主要な機能 システム構成 ラックの中に電源とデータロガーを格納し、PC側からリモートコントロールにて充放電試験を実施します。 当社の充放電装置では、電源出力部にて内部電圧と外部電圧を常時監視しており、供試体の電圧を測定してから充放電動作を開始する仕組みを設けております。 充電機能 ● 電流・電圧の制御: バッテリには適切な電流と電圧が必要です。充放電装置はこの電流と電圧を調整して、充電方法が異なるバッテリなど効率的に充電されるようにします。● 充電ステージ: 充電プロセスにはいくつかのステージがあります。一般的には、「定電流充電」と「定電圧充電」があり、これを使い分けてバッテリの状態に応じた充電を行います。 充放電パターン例 PC側から設定して充放電パターンを組むことが可能です。CCCV運転に対応し、シームレスな動作を実現しました。 保護機能 過充電や過熱を防ぐために、充電器は充電が適切に行われるように監視します。 放電 ● 電流と電圧の管理:バッテリから電気を取り出すときも、電流と電圧を管理して安定した電力供給を行います。● 容量測定:バッテリの放電中にその容量やパフォーマンスを測定し、バッテリの状態を把握するのに役立ちます。 まとめ バッテリ充放電装置は、バッテリに適切な電気を供給し、使い切ることで、バッテリの寿命と安全性を保つための重要な機器です。充電と放電のプロセスを管理することで、バッテリが最適な状態で使用できるようにします。 関連商品 biATLAS-15D525 入力がAC400VとAC200Vを選択可能設備の環境に対応可能。※出荷時オプションです。 高電圧1000Vが可能2台直列でDC1000V、30kWまで出力可能急速に進むEV高電圧化にも対応可能 15kWから!自由度・拡張性の高い電源幅広いシーンに対応可能容量やオプションも後からでも追加可能 biATLAS-5D525 一人でも持てる電源設備の移動や変更も柔軟に楽に対応 高電圧1000Vが可能2台直列でDC1000Vまで、10kWまで出力可能急速に進むEV高電圧化にも対応可能 15kWから!自由度・拡張性の高い電源幅広いシーンに対応可能容量やオプションも後からでも追加可能 biATLAS-5D80 大電流±150A2U 28kgのコンパクトボディで最大150Aの充放電が可能 バッテリーの充放電を安全に運転・停止スタート時に内部と外部の電圧をチェックする機能を搭載万が一バッテリー電圧が急変した場合もエラーで安全に停止し、システムの損傷を抑えることができます 0Vでもバッテリーを放電する事が可能直流側回路と制御を工夫したことにより、0Vで最大150Aの放電をすることが可能 biATLAS-5DL525 「使いやすさ」と「低価格」を実現した回生電子負荷19インチラック1台で最大100kW分の回生負荷装置を実現小さくて軽いため、設備変更の際も移動が容易最低限の機能に絞って、高価だった回生負荷を低価格で エコなシステムを構築今まで熱として捨てられていた電気エネルギーを再利用エネルギー循環型の評価・検査システムを構築可能最小限の電力で大容量装置の評価・検査が可能 CV/CC/CP/CRモード搭載CRモードにより抵抗負荷を模擬した動作も可能接続変更なしで連続的に負荷抵抗値の調整が可能 双方向直流電源biATLASシリーズについて コラム一覧へ HOME COLUMN バッテリ充放電装置 ご相談・お問い合わせ 電話する 検索する TOP