biATLASの特徴 つながる電源 biATLAS シリーズには研究開発やものづくりの現場のDX を実現するための技術、すなわちbi テクノロジーが搭載され、「つながる電源」に進化しました。 biATLAS がつながる電源になることで、「バッテリー模擬システム」、「自動検査システム」、「モーターベンチシステム」、「開発データ自動取得」などのシステムを 構築することが可能になります。この技術により、従来、これらのシステムを構築するには特注開発が必要であったところを、簡単にカスタムしてシステムを構築でき、開発・検査の作業効率向上やシステム導入 費削減ができます。 biATLAS紹介動画 biATLAS シリーズのこだわり ブレない電源 負荷に対しても安定に制御できるReal-Time Stabilizerを搭載 ブレない電源なら、再現性のあるデバックができる つながる電源 従来、これらのシステムを構築するには特注開発が必要であったところを、簡単にカスタムしてシステムを構築できます SiCを採用し、小型化を実現 次世代パワー半導体SiCを採用業界最高峰の小型・軽量化を実現 小型化により、機器の移動は少数人で対応可 2台直列で1000Vが可能 5kW 単位で構成の自由度が高い20 台直並列で最大100kW例) 5D525 直列=10kW1000V例) 5D80 並列=10kW 300A 0Vで充放電が可能 0V でも電流を回生させることができ、 バッテリーの完全放電が可能です※biATLAS-5D80のみ対応します AC400V・200V の入力に対応 入力電圧が「三相4 線400V」または「三相3 線200V」2タイプをラインナップし、海外の電圧でも利用することが可能です※biATLAS-15D525のみ対応 アプリケーション V2H/ 系統連系 電気の出し入れが自由な大容量の電池として使用できます。エネルギーマネジメントシステムの評価にご利用いただけます。 モータードライブ用インバーター モータードライブ用のインバータの評価に使用できます。 バッテリー充放電 EV バッテリーや太陽光発電用の蓄電池など幅広いバッテリーの充放電装置として使用できます。 ハイブリッドパワーコンディショナー バッテリー模擬ができる電源のため、ハイブリッドパワーコンディショナーの評価に使用できます。 DCDC コンバータ 直流から直流への電力変換が必要な製品評価に使用できます。 車載充電器OBC: On-Board Charger さまざまな定格電力に合わせた評価に使用できます。 双方向だから電気の出し入れが自由 V2H/ 系統連系 電気の出し入れが自由な大容量の電池として使用できます。 エネルギーマネジメントシステムの評価にご利用いただけます。 双方向性biATLASシリーズは双方向動作する機能を持っています。双方向とは、電力系統に対して、交流と直流との電力変換を双方向に行うことを意味しています。双方向電源であることにより、充放電を伴うバッテリを模擬可能となり、シームレスな開発・検査・評価を実現できます。 双方向なので、EVバッテリーを模擬可能V2Hの評価は、「EVバッテリーへの充電」および、「EVバッテリーを家庭へ電力供給」の2つの動作を行う必要があります。双方向電源はEVバッテリーを模擬する役割になれる為、1台2役の用途で使用できます。 熱消費されていたモータの動力を 「発電機のように電力へ」 モータードライブ用インバーター モータードライブ用のインバーターの評価に使用できます。 回生動作双方向動作には力行と回生の2つ動作が含まれます。力行は単機能電源のような電力供給機能を持ちます。回生は電子負荷のような電力を吸収する機能に加えて、電力を熱として消費せず、構内に電力回生する機能を意味しており、これにより省スペースで設備を構築できます。 モーターの逆起電力を吸収・電力回生可能モーターの回転中や制動時の逆起電力をbiATLASシリーズは吸い込むことが出来ます。(双方向動作)また、吸い込んだ電力を構内に回生できるため、電子負荷装置やバイポーラ電源を使用するより、はるかにスペースを必要としません。 持ち運びができる「バッテリー充放電装置」として バッテリー充放電 EVバッテリや太陽光発電用の蓄電池など幅広いバッテリーの充放電装置として使用できます。 小型・軽量biATLASシリーズは持ち運びしやすいサイズと重量が特徴であり、狭いスペースでも設備導入できます。幅広い電圧範囲をカバーbiATLASシリーズは0V~1000Vの幅広い電圧範囲を持っており、用途に合わせて幅広く使用できます。 持ち運べるサイズに意外と高いニーズ充放電システムは、製造工程に設置することが前提の、大型のシステムが多く、実験室や電池管理倉庫、ユーザデモンストレーションなどでちょっとした充電電源として、放電用負荷装置として持ち運べるものはほとんどありません。 バッテリー模擬にも ハイブリッドパワーコンディショナー(PCS) バッテリー模擬ができる電源のため、ハイブリッドパワーコンディショナーの評価に使用できます。 バッテリ模擬システムbiATLASシリーズには、バッテリを模擬する機能を搭載しています。biATLASのバッテリ模擬機能は、「端子電圧-SOC特性」と「内部抵抗-SOC特性」の動作が可能になります。操作パラメータは「電圧v, 電流i, 時間t, 充電状態SOC」であり、バッテリの特性に合わせた評価が実現できます。 バッテリ模擬機能を搭載している電源は使いやすいPCSの評価にはバッテリもしくはバッテリ模擬電源が必要になります。バッテリを使用する場合、事前充電やバッテリが劣化した場合の交換などが必要になりますが、バッテリ模擬電源であれば、それらが不要で効率よく評価できます。 高効率な回生型電源で省エネ・シームレス DCDCコンバータ 直流から直流への電力変換が必要な製品評価に使用できます。特に双方向アプリケーションではシームレスな評価を行うことができます。 高効率biATLASシリーズは、次世代パワー半導体SiCを採用しており、非常に高い効率を持っています。高効率である為、電力消費が少なくでき、構内に電力回生もできるので省エネになります。特に長時間試験する場合などは電気料金の削減ができ、経済効果もあります。 回生型の高効率電源で省エネ・省スペースにV2Vのような直流から直流へ双方向に電力変換する製品には回生型の直流電源が最適です。双方向の試験を設備の組み替えなしでシームレスに、作業効率が高くできます。また、「高効率+回生機能」により、省エネ・省スペースな設備を構築できます。 拡張性の優れた電源設備 車載充電器(OBC) さまざまな定格電力に合わせた評価に使用できます。 電力拡張性biATLASシリーズは、直列接続、並列接続により電圧範囲、電流範囲を拡張することが可能です。最大20 台まで直並列接続を行うことができるため、100kW までの双方向直流電源をフレキシブルに構築することができます。複数台のbiATLASを用意しておけば、用途に合わせた電源をオンデマンドに構築でき、複数の用途で共通の設備を使い回すことが可能となります。 大容量化する車載充電器に、拡張性のある電源設備をEVに搭載される双方向車載充電器は年々大容量化しています。このような市場変化の大きい製品には拡張性のある設備が使いやすく、重宝されます。biATLASは電力拡張性に優れており、バッテリ模擬もできるので、双方向車載充電器として最適に活用できます。 製品紹介 biATLAS-5D525双方向直流電源 5kw 高電圧タイプ 品名 型式 出力電圧(DC) 電力容量 出力電流(DC) biATLAS-5D525 5kW HBPS-A2D525-502N 525V 5kW ±30A biATLAS-5D525 10kW(2 台) (HBPS-A2D525-502N 2 台) 525V1000V 10kW ±60A±30A 製品詳細はこちら biATLAS-5DL525回生型電子負荷 5kw 高電圧タイプ 品名 型式 出力電圧(DC) 電力容量 出力電流(DC) biATLAS-5DL525 HBPS-A2D525-502LN 525V -5kW -30A 製品詳細はこちら biATLAS -5D80双方向直流電源 5kW 大電流タイプ 品名 型式 出力電圧(DC) 電力容量 出力電流(DC) biATLAS-5D80 5kW HBPS-A2D080-502N 80V 5kW ±150A biATLAS-5D80 10kW(2 台) (HBPS-A2D080-502N 2 台) 80V140V 10kW ±300A±150A biATLAS-5D80 15kW(3台) (HBPS-A2D080-502N 3台) 80V210V140V 15kW ±450A±150A±300A 製品詳細はこちら biATLAS -15D525双方向直流電源 15kW 高電圧タイプ 品名 型式 出力電圧(DC) 電力容量 出力電流(DC) biATLAS-15D525 15kW AC400V モデル HBPS-A4D525-153 525V 15kW ±90A biATLAS-15D525 15kW AC200V モデル HBPS-A2D525-153 525V 15kW ±90A 製品詳細はこちら